日曜日のお客様にお会いする前は少しだけ緊張した。
でもお二人ともとてもすてきな方でした。

いつもスリッパとかをめちゃくちゃにするわ、飛びついちゃうわでなかなかお客様に中に入っていただけないのでシュワンツは扉を閉めてリビングで待機。
功を奏してか無事に(わたし的にはだけどあちらはどう思われたか)歓迎のご挨拶を済ませたシュワンツだった。ほ〜

そんな我が家にひめの贈り物を届けてくださるのは
森 絵都さんと
スギヤマ カナヨさん
今、毎日新聞に隔週で犬の記事を連載中。
メールでそのコラムにひめの事をと連絡いただいたときはいたずらかと思った。
びっくりでしょ?
でも、この時、「また、ひめのためにしてあげることができた」ととてもうれしかった。

髪の長い方が森絵都さん、帽子の方がスギヤマカナヨさん
当然、犬好きなのでもっとお話したかった。
記念写真なのにシュワンツったらお腹出してそれどころじゃない状態。
お腹をなでられて至福の時なのだった。
「ちゃんと私の事話してくれた?」ひめが来てからたいへんなことはあったはずなんだけど聞かれるとなんにも出て来ないし、
ひめがうちに来る前の苦労話っていうのも、もっと悲惨な犬達はたくさんいるし、記事にするにはまとまりの無い話ばかりになっちゃったよ。
でも、話しをしながら思ったのは、放浪犬になる前フィラリアに感染させられるような飼い主のところではおびえながらの生活だったような雰囲気はあったけど捨てられたにしろ迷子だったにしろ放浪しているときはそれなりに楽しんでいたのかもしれない。
私から食べ物をもらった後、警戒心など見られないのに、私には付いて来ずに山に入って行くときはとても楽しそうだったし、保護したあとすぐ脱走してもとの場所でお昼寝していたし。
とにかく彼女はとてもさっそうとしていて強くて楽しそうでときには面白くてそんなひめの魔法にかかっちゃたんだな。
だから、よく、
「ひめちゃんはいい人に拾われて幸せになってよかったね」
と言われたけど、
「ひめが自分で自分を幸せにした」
そんな感じがする。
そんなことを伝えられただろうか。
「ひめがいて心強かったけどさあ、車で二人で留守番しているとき、ボクはお利口にしているのにひめは運転席まで行ったり、ボクを押しのけて外を見たりそんなこともあってタジタジだったんだから」はいはい、シュワンツがひめを室内犬として教育してくれたのはちゃんと知っていますよ。
「ご飯」は「お座りして待つ(よだれには注意)」
「散歩」は「しっぽをブンブンふって喜びをアピールする」
気が向けばナデナデしてくれる
ときにはあきらめが肝心
「ピンポン」ってドアのチャイムが鳴ったら「ワワン!!」と吠える
スリッパはおもちゃ(こら〜)・・・調子に乗るとときどき怒られる
ひめのビデオを編集したり、ブログや日記を読み返したりしていろいろひめの事を思い出せてよかった。
ビデオの中でひめはおなかを出して気持ち良さそうにお昼寝していたり、鼻先のとかげにポイントして動かなかったり、風のように走り回っていた。
ただ、具合が悪くなりひめのそばで夜寝るようになったある夜中、ふと、目を覚ました時、ひめが目をしっかり開けて私を見ていた。
あの時、何を言いたくて私を見ていたんだろう?
辛い?お水?チー? そっとなでてあげたけどあのときほど言いたい事がわかればと思ったときはない。
暖かくなって来たからそろそろひめの好きだった山、海、川にひめを連れて行って放してあげよう。